健診カレンダー

女性がん検診Women's Cancer Screening

早期発見が、
わたしの未来を守る

女性に特有のがんである子宮がんや乳がんは、早い段階で見つけて治療を始めることで完治の可能性が高くなります。また早期に発見できれば治療にかかる時間や費用の負担を抑えることができます。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検診がとても大切です。

乳がん検診の写真

乳がん検診Breast cancer screening

検査項目 検査の内容 料金(税込)
乳房X線(マンモグラフィ)1方向 乳房をプラスチックの板で圧迫し、平たくした状態で、1方向または2方向からX線撮影します。乳がんの早期発見に役立つ高精度な検査です。 4,620円
乳房X線(マンモグラフィ)2方向 7,150円
乳房超音波検査(乳房エコー) 乳房に超音波(エコー)を当て、内部から跳ね返ってくる反射波を画像化して乳腺の状態を調べる検査です。しこりの性状を見分けるのに適しており、若い世代や乳腺の発達した方に有効です。 4,950円

マンモグラフィと乳房エコー

マンモグラフィは、自己チェックでは見つけにくいしこりや、しこりになる前の石灰化を発見するのに適したX線検査です。乳腺密度が高い人が多い40歳代には2方向、50歳代以上には1方向の撮影を推奨しています。
ただし、乳腺の密度が高い場合、マンモグラフィでは画像が白くかすんで、乳がんの判断が難しいことがあります。その場合には、乳房エコーとの併用によって見落としのリスクを減らすことができます。マンモグラフィのように微細な石灰化を発見するのには適していませんが、乳房の内部構造を観察しながら、触診では発見できない小さな病変を見つけることができます。

子宮がん検診の写真

子宮がん検診Uterine cancer screening

検査項目 検査の内容 料金(税込)
子宮頸がん検診(内診、子宮頸部細胞診) 専用の綿棒やブラシなどを使って子宮頸部の細胞をやさしく採取し、がんや異形成(がんになる前の細胞の変化)の有無を顕微鏡で詳しく調べます。 5,280円
HPV検査(子宮頸がん検診と同時実施) 子宮頸部から採取した細胞を使い、子宮頸がんの危険因子である高リスクHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染があるかどうかを調べます。 6,050円
オプション検査の写真

オプション検査Optional tests

オプション内容

検査項目 料金(税込)
脳MRI検査(提携医療機関にて実施) 23,100円
脳MRI+MRA検査(提携医療機関にて実施) 34,100円
胸部(肺)CT検査(提携医療機関にて実施) 14,300円
胸部X線検査 2,574円
胸部X線検査2方向 4,026円
腹部超音波(肝・腎・膵・脾・胆) 8,580円
頸動脈超音波 4,950円
上部消化管X線検査(胃透視) 16,500円
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) 18,150円
LOX-index:脳梗塞、心筋梗塞リスク検査(採血) 13,200円
腸内フローラ 16,500円
骨密度検査(骨塩量) 3,520円
甲状腺機能検査(TSH・FT4) 4,400円
眼底検査(両眼) 1,980円
眼圧検査 1,430円
ピロリ菌検査(採血) 3,300円
肝炎ウイルス(HBs抗原) 1,716円
肝炎ウイルス(HBs抗体) 3,850円
肝炎ウイルス(HCV抗体) 3,850円
便潜血反応検査(2回法) 2,530円
喀痰細胞診検査 4,950円
肺機能検査 2,288円
腫瘍マーカー 女性3点セット:CA125(卵巣)、CEA(大腸)、CA19-9(膵臓) 11,000円
腫瘍マーカー 女性5点セット:3点セット+AFP(肝細胞)、CYFLA(肺) 11,000円
腫瘍マーカー 個別検査希望(1項目あたり) 3,080円

よくある質問FAQ

  • 生理中でも受診はできますか

    生理中でも健診は受けられます。しかし、経血(生理の血)が検査結果に影響して再検査となることもあります(経血の影響が考えられる検査は尿検査、便検査、子宮がん検診の検査です)。日程調整が可能であれば、予定を取り直すことをお勧めします。
    乳がん検診も生理中に検査を受けられます。しかし、生理前や生理中は乳房が張ることもあり検査の精度が低下します。特にマンモグラフィ検査の場合は乳房の張りにより痛みを伴うことも考えられます。そのため日程調整が可能であれば、生理終了後から次回排卵日までの間で検査を受けるのがお勧めです。

  • 授乳中でも乳がん検診は受けられますか

    断乳後半年以降の受診が望ましいです。